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モスバーガーの「リルモス」とミスタードーナツの「ポン・デ・ライオン」


「MOSDO!(モスド)」と聞いて、懐かしいと感じる人も多いかもしれない。モスバーガーとミスタードーナツのコラボレーション店舗で、2010年に広島にオープンし、次いで2011年に京都、2012年に東京・恵比寿に出店した。しかし、恵比寿店、京都店はわずか2年程度で閉店。そして今回12年ぶりに埼玉・新三郷に新店をオープンした。なぜこのタイミングで新店をオープンしたのか。


人気の広島店と京都、恵比寿店は全く違う「MOSDO!」だった


MOSDO イオンモール広島府中ソレイユ店(オープン当時)


「MOSDO!」の誕生は、2008年のダスキン×モスフードサービスの資本業務提携契約を締結したのがスタート。2010年に「MOSDO!」1号店となる「MOSDO イオンモール広島府中ソレイユ店」(現「MOSDO イオンモール広島府中店」、以下、広島店)をオープンさせた。現在も営業を続けている広島店は前年比114%と好調で、特にファミリー層からの支持が高い。「MOSDO イオンモール広島府中店」は、モスバーガーとミスタードーナツのメニューを一緒に食べられるスタイル。


だが、広島に続いてオープンした京都店や恵比寿店は、実は広島店とは全く違うコンセプトの店だったという。「京都店や恵比寿店はその店舗オリジナルのメニューを中心としたラインナップで展開していました。たとえば、恵比寿店の目玉は15種類のサンドイッチ。モスの生野菜を使った野菜を楽しむサンドイッチの店でした」と話すのはモスフードサービスの開発本部 新規飲食事業部 新規飲食事業グループ グループリーダー川口直哉さん。


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