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日本におけるファストフード文化を語るうえで、ケンタッキーフライドチキン(以下、KFC)の存在は外せないだろう。なかでも、唯一無二の「オリジナルチキン」と創業者のカーネル・サンダース氏(以下、カーネル氏)はあまりにも有名だ。


しかし日ごろから店舗を利用していても、カーネル氏のKFC創業までの経緯やシンボルである立像の秘密などについては知らない人も多いのでは?


本日11月21日は、そんなKFCの国内1号店がオープンした日であり、「フライドチキンの日」としても知られている。そこで今回、KFCの知られざる秘密に迫るべく、日本KFCホールディングス株式会社 広報室・青木薫さんに話を聞いた。


KFCといえば、赤と白のストライプとカーネル氏の顔が描かれたバーレル


30種類以上の職業を経てKFCを創業したカーネル氏


今でこそ世界的に有名なファストフードチェーンとして知られているKFCだが、創業者のカーネル氏は家計の事情で10歳から働き始め、ペンキ塗り、軍隊、鉄道員など、実に30種類以上の職業を経験したのだとか。


「ガソリンスタンドを経営するなかで、周囲に食事のできる場所がないことに気づいたカーネルは、40歳のときにスタンドの倉庫を改装し、小さなカフェを開店。このとき初めて食事を提供しました」


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