2024年もまもなくクリスマス。冬の風物詩であるイルミネーションと並び、この時期人気のイベントがクリスマスマーケットだ。今回は東京クリスマスマーケットや赤レンガ倉庫、六本木ヒルズなど、関東の人気クリスマスマーケットをピックアップして紹介!東京、横浜、千葉の首都圏で開催される各クリスマスマーケットのみどころをチェックしよう。
ドイツやヨーロッパ各地で行われる「クリスマスマーケット」
クリスマスマーケットとは、ドイツやオーストリアをはじめ、ヨーロッパ各地を中心にクリスマスシーズンに行われる伝統的なお祭りのひとつ。“マーケット”の名の通り、会場には多くの出店が立ち並び、冬らしい食事や飲み物、お菓子、雑貨やクリスマスグッズが売られるイベントだ。
会場はきらびやかなイルミネーションや、クリスマスピラミッドと呼ばれる伝統的なデコレーション、飾り付けられたクリスマスツリーなど賑やかな装飾が施される。
期間はマーケットごとに異なるものの、伝統的にクリスマスの準備期間にあたる11月下旬からクリスマス当日の12月25日までの約4週間の間、開催するクリスマスマーケットが多い。
日本のクリスマスマーケットでも、ワインにフルーツやスパイスを加えて温めた「グリューワイン」やホットチョコレートといった冬のヨーロッパで古くから愛される飲食物や、クリスマスオーナメントやギフトなどで本場の雰囲気を楽しめるイベントが多いのが特徴だ。
東京クリスマスマーケット in 明治神宮外苑【東京都・新宿区】
毎年11月下旬から12月25日まで開催されているクリスマスマーケット。発祥地であるドイツ・ドレスデンのクリスマスマーケットをモチーフに、2015年、日比谷公園で初めて行われ、それ以降、東京の新たな冬の風物詩として毎年20万人以上の来場者が訪れている。10回目を迎える今年は過去最大規模の61店舗(飲食35店舗、雑貨22店舗、ワークショップ4店舗)が出店する。飲食ブースではグリューワインやシュトーレン、ソーセージ、シチューなどが楽しめるほか、夜になるとグリム童話とアートが交差するクリスマスピラミッドなど、豪華な飾りが輝き出す。