「子どもたちが見て触れて実感できるSDGsを」という思いがきっかけとなって、2021年から始まった「マーブルクレヨンプロジェクト」。この活動を企画・運営する株式会社リリフルの代表取締役、金森律子さんに立ち上げの経緯や思いを聞いた。
金森さんは大垣市内で主に企業主導型保育事業を行う「株式会社リリフル」を運営している。今回のプロジェクトを始めるきっかけとなったのは、自社のSDGsへの取り組みや自分の子どもが小学校からSDGsノートをもらってきたことだと話す。「SDGsについて17項目の説明がされていたのですが、どれも課題が大きすぎて子どもには少々わかりづらいと思ったのと同時に、もっと子どもが理解しやすいSDGsはないのだろうか?と考えていました」。
そんなとき、保育所のスタッフから「クレヨンは再生できる」と聞いた金森さん。「あ、そうか、これだと思いました」と、当時の思いを振り返る。