ウォーカープラス - ワラウ

春の夜、トイレの花子さんを“ゾクゾクさせる”お楽しみとは?物語は不穏なはじまりから想定外の結末へ!

2024年4月19日

  • 春のお楽しみといえば「お花見」ではないだろうか。満開の桜は春ならではの美しい光景だ。そんな桜を楽しみにしているのは人間だけじゃないかもしれなくて――!?


    ある小学校のトイレで“何か”が始まろうとしていた。思いもしないその展開とは一体…?


    本稿では春におすすめな漫画として、チャロス( @Cha_ros )さんの作品「トイレの花子さん 夜桜バージョン」を紹介する。有名な都市伝説「トイレの花子さん」をアレンジした本作は美しくて儚い夜桜をテーマとしており、出会いや別れの多い季節にぴったりのストーリーとなっている。


    →◆【本編を一気読み】トイレの花子さん 夜桜バージョンを読む


    話の舞台は、真夜中の小学校のトイレ。「暗い夜が…さらに私をぞくぞくさせる…」と窓辺に立ちながら、不敵な笑みを浮かべる花子さん。


    「暗い夜が…さらに私をぞくぞくさせる…」不敵な笑みを浮かべる花子さん。


    ガラッと窓を開けると、そこには大きな桜の木が見えた。そう、花子さんをぞくぞくさせるものとは夜桜だったのだ。美しい光景に見惚れていると、不意にトイレの入り口のドアをノックする音が。


    トイレの窓を開け放った花子さん。そんなとき、ドアをたたく音が!一体誰!?


    こんな時間に誰…?と戸惑うも、入ってきたのは知り合いのお化けたち。「なーんだアンタらか」と塩対応の花子さんだったが…。

    真夜中の来訪者は旧知のお化けたち。「なーんだ、アンタらか」と花子さんは悪態をつくが…


    「来年も桜見たいから…まだ成仏しないでね」とポツリ。花子さんはいつもひとりぼっちでトイレに隠れていて、ずっと寂しかったのかもしれない。そのツンデレ具合がかわいくて、心がほっこりする。人間だけでなく、もしかしてお化けも桜の季節を楽しみにしているのかも、と優しい気持ちになれるすてきな作品だ。


    お化けたちに「まだ成仏しないでね」とお願いする花子さん。その理由が素敵でキュン!


    考えさせられる結末の漫画や、妖怪や都市伝説を扱った漫画を得意としているチャロスさん。有名な都市伝説を令和版にアレンジした漫画「うしろのメリーさん」は、本来は怖いはずのメリーさんが愛らしい行動をする内容で、大きな反響を呼んだ。そのほかの作品もXやpixivで公開しているので、あわせてチェックしてみよう。


    →◆都市伝説を令和版にアレンジ!「うしろのメリーさん」を読む


    →◆日が暮れたころ…3階の女子トイレにお化けが出る…?


    →◆引越して1週間、新居に出る…のは…


    画像提供:チャロス(@Cha_ros)

  • 記事一覧に戻る