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“若者の日本酒離れ”を覆した「ワンカップ大関」の戦略とは?発売60周年を迎える現在の立ち位置

2024年6月20日

  • コンビニやスーパーのお酒コーナーでよく見かける「上撰 金冠 ワンカップ(R)」。一般的に「ワンカップ大関」と呼ばれているこの商品が誕生したのは、今からちょうど60年前。


    今でこそシニア向けというイメージがあるお酒だが、開発当時は日本酒離れが目立っていた若者向けに作られたのだという。


    今回は、ワンカップ大関の開発秘話や現在の飲まれ方について、大関株式会社(以下、大関) 営業推進部次長の小寺健司さんに話を聞いた。


    発売当初のワンカップ大関。「若者の日本酒離れ」への施策とは?


    「若者の日本酒離れ」を回避するために作られたワンカップ大関


    ワンカップ大関が誕生したのは1964年。このころは日本酒といえば一升瓶や量り売りが主流で、瓶からお猪口やコップに注いで飲むスタイルが一般的だった。しかし、当時の若者はこのような日本酒の飲み方を“おじさん臭い”と感じていたようで、結果として日本酒離れが進んでしまっている状態だった。


    「若者が日本酒を飲まなくなっていることを危惧して、弊社では『いつでもどこでも飲める』をコンセプトにしたコップのお酒を開発することになりました。そして、当時の日本酒の売り方にはなかった手軽さや気軽さという特徴を前面に出し、若者をターゲットにして発売しました」

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