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海に棲むスナメリが河川に?調査で見えた、全国の目撃例の半数が名古屋に集中している理由

2024年7月5日

  • 国内のいくつかの水族館でも見られ、その愛らしい姿で人気のスナメリ。日本各地の海にも広く生息している生き物で、場所によっては野生のスナメリを見ることもできる。


    そんなスナメリだが、国内でも特に名古屋市で多く見られることをご存知だろうか?今回は名古屋市周辺で見られるスナメリについて、長年研究・保護を行ってきた名古屋港水族館の飼育員に、その実態と調査報告について話を聞いた。


    スナメリは日本周辺に住むクジラ類の中で最も小さい ※写真はイメージ。名古屋港水族館では飼育されていません


    スナメリってどんな生き物?


    まずはスナメリがどんな生き物なのか、特徴から紹介しよう。スナメリは体長2メートルにも満たない小型のクジラ類。イルカやシャチとは違って背ビレやくちばしがなく、頭は丸く、灰色でツルッとした姿が特徴のひとつだ。


    名古屋港で泳いでいるスナメリの姿 (C)名古屋港水族館


    スナメリはアジア地域に多く生息しており、日本では仙台湾や伊勢湾、瀬戸内地域、西九州など、水深50メートルより浅い海域で多く見られる。


    長年のスナメリ調査結果を報告


    今回話を聞かせてくれたのは、名古屋港水族館の飼育員・神田幸司さん。「名古屋港スナメリプロジェクト」と題して、名古屋市周辺のスナメリについて長年調査・研究してきたメンバーのひとりだ。

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