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うつ病で休職中に散歩を始めてみたら、目の前に広がる景色が違って見えた!?続けることで心も身体も少しずつ回復できて…【作者に聞く】

2024年9月17日

  • SNSでメンタルや生きづらさを題材にしたイラストと言葉を発信しているなおにゃんさん(@naonyan_naonyan)。うつ病と適応障害で会社を休職した経験があり、当時は「うつになって恥ずかしい。逃げるようで情けない」と感じていたものの、今では「休職して本当に良かった」と心から思っているそう。コミックエッセイ「うつ逃げ~うつになったので全力で逃げてみた話~」は、そんななおにゃんさんの実体験をベースに描いた作品。病気から、会社から、果ては日本からも全力で逃げた1年間をお届けする。


    今でも忘れられないし、心の支えになっている


    うつ逃げ9 1/14


    うつ逃げ9 2/14


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    夜の隅田川で水面に光が溶け込んでいる様子を眺めていると、「この暗い毎日だからこそ見える光があるのかもしれない」と思えた作者。


    「うつ病で休職してしまい、『自分は何もない人間だ』と毎日どん底な気分だったのですが、そういう絶望している時に見る景色って、異常なほど美しいんです。もしかすると、大病を患った方が『桜ってこんなに綺麗だったんだ』と感動した話と、少し似ているのかもしれません。あの時見た夜の隅田川が今でも忘れられないし、自分の心の支えになっているので、絶望にも意味があったんだと思います」と振り返る。

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