「キズを早くきれいに治したい!!」絆創膏の選び方と正しい使い方とは?【専門家が解説】
2024年8月21日
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おでかけやレジャーが増えるこの季節、気を付けたい手指のケガ。指先のキズには絆創膏(ばんそうこう)を貼ったほうがいいのか、絆創膏の正しい使い方などについて、よしき銀座クリニック院長の吉木伸子さんに話を聞いた。
手指のケガやキズには絆創膏を!
――ケガやキズには、やはり絆創膏をしたほうがよいのでしょうか?
【吉木】手指はケガをしやすく、神経が敏感なため痛みも強く感じる部位です。しかし、ケガをしていても日常の作業や手洗いなどをしなければならないので、包帯をするわけにもいきません。やはり絆創膏は必需品です。キズぐちからは体液が出て、その中の成分がキズを治していきます。体液を乾かしたり取り去ったりしないで、湿潤環境(適度に湿った環境)を保つことが、キズをきれいに早く治す近道です。特にハイドロコロイド使用の救急絆創膏は、湿潤環境を保つ力に優れているのでおすすめです。
――ハイドロコロイドの絆創膏を使用する際に気を付けることはありますか?