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10年間で市場規模が約2.7倍に!?お茶のリーディングカンパニー・伊藤園に聞く、夏の風物詩「麦茶」が年中大人気になったワケ

2024年8月20日

  • 真夏の暑い日に飲みたいものといえば、麦茶。日本人にとって麦茶は昔から夏の風物詩であり、水分やミネラルの補給に欠かせないものだった。そんな麦茶は現在、ペットボトル入りのものがスーパーマーケットやコンビニエンスストアで多く売られている。これまでは7月〜9月が売り上げのピークだったが、現在では1年を通して飲まれるようになってきている。


    麦茶の市場は年々成長中で、2023年には1400億円にまで拡大。大手飲料メーカーがさまざまなブランドで麦茶を展開するなか、市場を牽引してきた株式会社伊藤園(以下、伊藤園)の「健康ミネラルむぎ茶」が2023年に累計販売本数130億本を突破。麦茶飲料市場は年々拡大を続けている。


    今回は伊藤園のマーケティング本部 麦茶・紅茶・健康茶ブランドグループ ブランドマネジャーの黒岡雅康さんに、麦茶の市販をはじめた理由や躍進する麦茶飲料市場のイマ、そしてお値段据え置きで量を増やした“ステルス値下げ”を実施した理由について話を聞いた。

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