【漫画】両親は死神!?私を苦しめる「双極性障害」は父から遺伝したのか?母から遺伝したのか?【作者に聞いた】
2024年10月15日
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「中学校2年生から高校1年生までのはっきりした記憶がない」
そう語ったのは、書評ライターや連句人として俳句や文芸情報をX(旧Twitter)で発信をしている高松霞さん(@kasumi_tkmt)。
家族の不幸に無意識に追い詰められていた日々と、それにより発覚した躁うつ病との日々を綴ってもらい、その心情にぴったりな俳句とともにコミカライズ。
作画は、自らのことを「霊感のようなものがある人間」と紹介する漫画家・桜田洋さん(@sakurada_you)が担当。その柔らかで心に染み入る絵のタッチと、鮮やかな色づかいが魅力だ。
今回は躁うつ病の遺伝について、落語「死神」を交えながら表現してもらった。高松さん自身の俳句もあるので必見だ。
――今回の話で、一番読者に伝えたいことは何ですか?
高松霞さん(以下、高松):今回は私のトラウマの話です。躁うつ関係ないじゃないかと言う人がいるかもしれないけれど、話の終盤でも触れたように、双極症って遺伝の可能性があるんですね。もし、父か母のどちらかが、もしくはどちらも、双極症なのかもしれない。それと、親に愛されていてもいなくても、大人になることはできるということも書きたかったです。