うつ病で休職し、海外旅行を経て気がついた本当の気持ち→「自分が作家になろう」と思い立ったワケ【作者に聞いた】
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SNSでメンタルや生きづらさを題材にしたイラストと言葉を発信しているなおにゃんさん(@naonyan_naonyan)。うつ病と適応障害で会社を休職した経験があり、当時は「うつになって恥ずかしい。逃げるようで情けない」と感じていたものの、今では「休職して本当に良かった」と心から思っているそう。
コミックエッセイ「うつ逃げ~うつになったので全力で逃げてみた話~」は、そんななおにゃんさんの実体験をベースに描いた作品。病気から、会社から、果ては日本からも全力で逃げた1年間をお届けする。
「自分が作家になろう」人生のターニングポイントを迎えたなおにゃんさんが歩んできたこれまでの人生とは?
「昔から、親や教師の顔色をすごく窺う性格で、どうすれば褒めてもらえるだろうとビクビクしながら生きてきました」と話すなおにゃんさん。周りの評価や他人の基準に合わせて行動を決めてしまうため、「自分自身が空っぽでニセモノのような存在」に思えていたという。なおにゃんさんはこれまでの人生を振り返りながら「『自分の好きなものがある』『自分はこれをやってみたい』と、自分の意思を断言できる友人たちが羨ましかった」と教えてくれた。