「原作改変」実写化の脚本会議で起こる、性別が変わったり原作にいないキャラはこうしてできる?現場の実態を描いた漫画に驚きの声【著者に聞く】
2024年8月20日
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漫画原作をドラマ化、映画化、アニメ化。1人が制作した漫画が、多くの制作者の手によって新しい形として再現される。そこで起きる改変は、どのような理由で起こるのか?のりば(@MangaNoriba)さんが実体験をもとに描いた漫画「なぜ〝原作改変〟は起こるのかの話」を投稿すると、Xでは7.7万のいいね(2024年8月13日時点)がつき、ユーザーからは「こんなことが起きているのか」「妙に納得できてしまう」と、大きな反響を呼んだ。今回は、「いったいなぜこんなことが起こるのか…」現場の実態を知るのりばさんに話を聞いた。
漫画は非現実的で実写化するには改変が必須?原作脚本会議を覗くと...
なぜ、アニメが人気になり、実写が廃れていったのか...?そこには、さまざまな思惑が絡まりあっていた。TV番組、映画、ドラマ制作に携わった経験を持つ、のりばさんは現場で行われていく改変を目の当たりにしていた。
プロデューサー、脚本家、監督が集まる脚本会議の現場。まずは、主演俳優の決定が第一条件。監督にキャスティングの決定権があることは少なく、大手芸能事務所の権力で決定することが多い。