女性ばかり行方不明となる事件発生!“あずかり屋”の青年は記憶喪失の少女をあずかるが…!?【作者に聞く】
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薄暗い森の中を逃げる女性。それを追う黒い影。そんな不穏なワンシーンからこの漫画はスタートする。女性はなぜ追われているのか?彼女の安否やいかに…?
のどかな田舎町で、相次いで若い女性が行方不明となる事件が多発していた。懸命な警察の捜査をあざ笑うかのように、手がかりは一切なし。女性たちはどこへ消えてしまったのか?そんな中、「あずかり屋」を営む青年は、森の中で倒れている女性を発見する。女性は全身ケガだらけだったものの命に別状はなく…ただ、記憶をすべて失っていた!!
本作「縁(よすが)のあずかりもの」を描いたのは、漫画家の湊月(@mizunashi1025)さん。大学在学中に漫画雑誌に出した作品が賞を受賞。社会人になってからウェブ漫画にシフトし、「氷のような夏は恋に溶ける」(コミックスマート)でデビューした。そんな湊月さんに本作について話を聞いてみた。
――本作は、のちに湊月さんのデビュー作となる「氷のような夏は恋に溶ける」のプロトタイプ(※原型となる作品)とのことですが?