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【漫画】幽霊=ジメジメした悲壮感、というイメージの逆をいきたかった。人間✕幽霊の百合漫画を描いたポジティブな怪異話の創作過程とは【作者に聞く】

2024年9月11日

  • SNSを中心に創作活動をしている恋ドロ(@koidoro_super)]さんは、主にXやpixivで百合作品を公開されている。その作風は多岐にわたり、シチュエーションからテーマまでさまざまだ。なかでも、『図々しい怪異女』と題した作品は、自室に住まう幽霊との恋愛を描いた百合作品で、ファンたちの間で「発想が面白い」と話題を呼んでいる。本作をはじめとして、百合作品を描きはじめたきっかけ、創作の過程についてうかがった。


     図々しい怪異女_01 漫画=恋ドロ


    もともと“『見える』体質”だった主人公の部屋に、ある日突然現れた女性。独り言に返事をしたのをきっかけに、2人はコミュニケーションを取り合うようになった。その後、どんどん図々しくなっていく幽霊の様子に、思わずくすりと笑ってしまう。


     図々しい怪異女_02 漫画=恋ドロ


    本作を執筆したきっかけについて、恋ドロさんは以下のように語る。


    「もともとホラー映画やホラー小説、心霊動画などが大好きだったので、自分でもいつか怪異が登場する作品を描きたいと思っていました。ガッツリ怖いテイストの話も考えてみたのですが、自分の作風や絵柄がホラーに全振りするのにはあまり向いていなさそうだなと感じて。それで、ギャグに寄せた怪異話を考え、創作漫画として描き上げました」

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