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「今日世界が終わるのにバイトに行くの…?」劇的な状況の中で決めた主人公の選択に「美しいお話」と読者から多くの反響【作者インタビュー】

2024年9月18日

  • 「もしも世界が終わるとしたら」。そんな空想をするとき、普段ならできないことや最後だからのとっておきを考える人も多いだろう。けれど、仕事をするという選択肢だってあるもので…。真顔逸華(@magao_1)さんの創作漫画「地球最後の日バイトに出勤した」は、pixivで2000件超のブックマークを集める作品だ。


    隕石の落下で地球滅亡が避けられないと誰もが知った世界で、最後の日にバイト先に出勤することを決めた、とある女子大生「物部さん」と、バイト先の同僚「設楽さん」の終末の過ごし方を描いた短編。都合よく滅びが回避されることもなく世界の終わりを迎える結末ながら、「美しいお話」と反響を呼んだ同作の制作秘話を、作者の真顔逸華さんに聞いた。


    地球最後の日の特別ではない終わり方


    「地球最後の日バイトに出勤した」01 作:真顔逸華


    「地球最後の日バイトに出勤した」02 作:真顔逸華


    「地球最後の日バイトに出勤した」03 作:真顔逸華


    本作のアイデアや、ストーリーを膨らませるきっかけについて、作者の真顔さんは「以前スーパーで働いていたときにこの経験を漫画に活かせないかと考え、題材にしました。そこに王道のシチュエーションである『地球の終わり』を掛け合わせてストーリーを組み立てた形です」と話す。

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