【法律ホラー漫画】日本の闇過ぎる冤罪「袴田事件」に迫る。殴る・蹴る・脅迫の自白強要がヤバすぎた【作者に聞いた】
2024年9月26日
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知らないとヤバイ法律、知ったら知ったで悪用する人が出てきてしまう…それが法律です。弁護士をしながら、法律にまつわる4コマ漫画を日々、X(旧Twitter)で発信をしている【漫画】弁護士のたぬじろうさん(@B_Tanujiro)。意外と身近に存在する、法律にまつわる「ヤバイ」を漫画にすることで、法律を知ることの重要性を読者に投げかけています。
今回は、1966年6月30日に静岡県清水市で起きた味噌製造会社の専務一家4名に対する「強盗殺人・現住建造物放火」に関する事件、通称:袴田事件の闇に迫ります。ある判事は無罪を確信しながら死刑判決文を書いたそうです。
なぜ冤罪だと言われているのか?取り調べにどんな闇が潜んでいるのか。そんな生々しい実話を漫画で解説してもらいました。
●冤罪とは?
「罪がないのに疑われ、または罰せられること」をいいます(『日本国語大辞典(2)〔第2版〕』小学館、2001年)。「濡れ衣」などといわれることもあります。なお、法律用語として明確な定義が定められているわけではありません。そのため、