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注意されただけなのに「攻撃的な言葉を言われた」「責められた」と感じて泣いてしまう→発達障害が理解されにくいワケを自分で考えてみた【作者に聞く】

2024年9月19日

  • 「はかりの上に物を置かないでね」基本的なことを注意されただけなのに「攻撃的な言葉を言われた」「責められた」と感じてしまい、泣いてしまう。ちょっと注意しただけなのに泣かれてしまい、相手はびっくり!春野あめ(@AmeHaruno)さんの作品「発達障害が理解されにくいワケを自分で考えてみた」を紹介するとともに、発達障害である自分と向き合い特性を理解する難しさについて春野さんにインタビューした。


    空気が読めず失言ばかり!発達障害の「生きづらさ」から生まれるトラブルを回避するためには?


    【漫画】本編を読む 画像提供:(C)春野あめ/竹書房


    発達障害が理解されにくいワケを自分で考えてみた はじめに(2) 画像提供:(C)春野あめ/竹書房


    発達障害が理解されにくいワケを自分で考えてみた はじめに(3) 画像提供:(C)春野あめ/竹書房


    幼い頃から人間関係に悩み、発達障害と気づくまで8年かかった春野さん。「どうしてできないの?」と責められ、理由も分からず悩んでいた彼女。本作品では、発達障害の特性を理解し、トラブルを避ける方法が描かれている。監修は臨床心理士の中島美鈴さんが務めている。


    春野さんがこの作品を描いたのは、前作で発達障害の二次障害に触れた際に編集者から言われた言葉がきっかけだという。「当事者の思考回路を理解することで、周囲の理解も深まるのでは?」との提案に対して、自分の経験を赤裸々に描くことには不安があったが、「発達障害についてより詳しく知ってもらいたい」という思いから、描くことを決意したそう。

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