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ゴミ屋敷を片付けても“感謝されない”!?認知症の祖母と、物を捨てられない祖父の介護奮闘記【作者に聞く】

2024年10月9日

  • 天井まで積み上げられたゴミ。床からはミイラになって“G”が出てくる家。その家に住まう祖母は認知症が始まっていらない物まで買うようになり、生ものは腐敗、浪費が止まらない!そして、祖父は買った物が捨てられない。しかも、90歳を超えた祖父母の家は戸建てではなく賃貸物件……。


    そんな祖父母の状況を見て立ち上がったのが、漫画家の西園フミコ(@fnishizono)さんだ。西園フミコさんの実録漫画「ゴミ屋敷住人の祖父母を介護した話」(扶桑社)を紹介するとともにインタビューを行った。


    老いが引き起こすゴミ屋敷の現実、家族が直面する片付けの試練!意思を尊重し寄り添う努力をするが…


    【漫画】「ゴミ屋敷住人の祖父母を介護した話」を読む 画像提供:(C)西園フミコ/扶桑社


    ゴミ屋敷住人の祖父母を介護した話第1話(2) 画像提供:(C)西園フミコ/扶桑社


    ゴミ屋敷住人の祖父母を介護した話第1話(3) 画像提供:(C)西園フミコ/扶桑社


    「ゴミ屋敷住人の祖父母を介護した話」を描いたきっかけについて、作者の西園さんは「大変すぎて一周回ってちょっとおもしろく感じた体験だったのと、ゴミ屋敷片付け作業後にドロドロになっていたところ、業者さんから『ふつう依頼者の人は一緒に片付け作業はやらないんですよ』と言われ、『え!やらなくてよかったんですか!?』と知り、漫画にでも描いて元とっちゃおうかしら……と」と話す。

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