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「聞き取れない」「聞き間違いが多い」実は、聞き取り困難症(LiD)だった…?そんな生活を送る高校生を描いた漫画に共感の声【作者に聞く】

2024年10月7日

  • 「聞こえている」のに「聞き取れない」「聞き間違いが多い」など、聞き取るのが困難な症状を「聞き取り困難症(LiD)」もしくは「聴覚情報処理障害(APD)」という。この症状は通常の聴力検査では異常が発見されず、難聴ではないとされる。しかし、耳から入った音の情報を脳で処理、理解する際に、なんらかの障害が生じている状態で言語として認識できない状態だ。


    そんな生活を送る高校生を描いた、雨桜あまおう(@amaousansan)さんの創作漫画「聞き取りが苦手すぎる男子の日常」を紹介する。


    親友の助けで気づいた「聞き取り困難症」の現実とは


    【漫画】「聞き取りが苦手すぎる男子の日常」を読む 画像提供:雨桜あまおう(@amaousansan)


    聞き取りが苦手すぎる男子の日常1(2) 画像提供:雨桜あまおう(@amaousansan)


    聞き取りが苦手すぎる男子の日常1(3) 画像提供:雨桜あまおう(@amaousansan)


    雨桜あまおうさんは聞き取り困難症や聴覚情報処理障害をテーマにした漫画を制作し、大きな反響を呼んでいる。このテーマを選んだのは、自身が感じている「日本語が理解できない謎の言語のように聞こえる」という体験がきっかけだったという。その感覚を物語として描いてみようと思い立ち、作品が誕生したそうだ。

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