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数百回以上のテストを経て商品化、立てたまま持ち歩ける「TATEBEN(タテベン)(R)」への高級弁当店「神田明神下みやび」の想い

2024年9月30日

  • 「神田明神下みやび」の屋号でお馴染みの、株式会社 雅は、江戸総鎮守 神田明神の男坂下で創業した「江戸の味、粋なお弁当」として親しまれる高級弁当の老舗。2024年9月1日より、史上初の立てたまま運べてカバンにも入れられる画期的なお弁当「TATEBEN(タテベン)(R)」を販売している。どんな商品なのか担当者に聞いてみた。


    お弁当本体が自立可能な「TATEBEN(R)」


    ーー「TATEBEN」に関して、意図や狙い、ターゲットについて教えてください。


    お弁当を持ち運ぶ際、特にレジ袋などに入れると、平行に保てず斜めになってしまうことがあり、蓋を開けたら中身が片寄っていたり、汁が漏れていたり…。とはいえ、お弁当の幅にピッタリな広いマチの袋を持つと、荷物がかさばって邪魔になってしまう…。「TATEBEN」は、そうしたイライラ感から解放され、気にせずお弁当を持ち歩いていただきたいという意図から生まれました。ならば、最初から立ててしまえば?と考案したものです。いまや、歩いて数分のコンビニで、おにぎりやサンドイッチ、お弁当だけでなく、パスタやラーメンなど、さまざまな「食事」が買える時代。そんななか、デパ地下で販売されている和食のお弁当に、若者が興味を示さなくなっているように感じております。縦にカバンやリュックに入れられるという、業界初の画期的なスタイルや、持ち手がついていて、そのまま手に提げて持ち歩ける気軽さから、若い世代の女性のお客様、あるいはご出張の多いサラリーマンの皆様など、さまざまな方々にご関心を持っていただければと考えております。最終的に、皆様の移動時間が少しでもハッピーなものになればと願っております。

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