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「統合失調症患者に起きているかもしれない世界」を追体験できる完全没入型イベントが、2024年10/12~14に東京タワーで開催

2024年10月4日

  • 統合失調症は、約100人に1人の割合で発症する決して珍しくない病気だ。しかし、患者に対する誤解・偏見はいまだに存在している。そんな課題の解消に向けたイベントとして、「完全没入ショールーム 100人に1人が体験する統合失調症の世界!」が2024年10/12(土)~14(祝)に東京タワー(東京都港区)で開催される。


    統合失調症患者に起きているかもしれない世界とは?


    統合失調症の主な3つの症状「陽性症状」「陰性症状」「認知機能障害」について、患者の脳内で起きているかもしれない世界に「没入」し、体験することで、疾患と患者への理解を深めてもらうというユニークな試みだ。


    統合失調症の一例を追体験できる


    体験エリアは4つのエリアに分かれている。まず「陽性症状エリア」では、患者が暮らすリビングが現れる。幻覚や妄想・思考障害(陽性症状)により、普段と異なる行動をすることで日常生活にどう影響するのかが見て取れる。「陰性症状エリア」は、陰性症状の特徴である思考・意欲の低下や無関心・無気力によって、 部屋が片づけられなくなり散らかってしまったベッドルームを再現。

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