パニック障害のせいで、歯の治療だけで100万円超え!?全身麻酔で抜歯に挑む【漫画の作者に聞く】
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幸せに暮らしていたある日、突然激しい吐き気が!理由もわからず繰り返す発作〝オエオエ地獄〟に苦しむこと5年…その原因はパニック障害だった。富山在住のデザイナー・種(たね)さんが、自身の体験を描いた漫画「パニック徒然日誌」がSNSで反響を呼んでいる。テーマは「パニック障害と歯医者(2)」。漫画に込めた思いなどを著者に聞いてみた。
「パニック障害と歯医者(2)」
元々大の苦手だった歯医者。パニック障害によって発作の不安が増し、とても治療用の椅子にすら座れない。そんな中、掃除中に歯を折ってしまったことでやむなく病院行きを決意。睡眠状態で治療ができる静脈注射での治療(静脈内鎮静法)に望みを託したが…。
なんと、静脈注射を拒否された。要治療箇所が多すぎて10回以上通わなければならず、この病院では静脈注射が保険適用外だったため、100万円を超えてしまうという。絶望した種さんは、保険で手術できるという大病院を紹介してもらった。