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「もうすぐ焼かれてしまうから、あの少女に憑りつこう」魂を持った日本人形!?呪いで家庭を崩壊するつもりが、まさかの…?【作者に聞く】

2024年10月10日

  • 「もうすぐ焼かれてしまうから、あの少女に憑りつこう――」日本人形の呪いは、今や怪談のアイコン的な存在。しかし、かんさび(@kansabi_kk)さん描く創作漫画「呪いの人形の話」のポジティブな結末を読むと、人間の本性が人形を変えてしまうことがよくわかる。今回は、同作を紹介するとともに制作の経緯や見どころを聞いた。


    恨み言や愚痴を聞かせ続けた結果、日本人形は魂を持ってしまった!


    呪いの人形の話01 画像提供:かんさび(@kansabi_kk)


    古くなって神社に持ち込まれた日本人形。彼女の持ち主が恨み言や愚痴を聞かせ続けた結果、人形は魂を持ってしまった。しかし、要らなくなった途端、神社に捨てられる。人形はもうすぐ自分が焼かれることを知り、「私を捨てた人間も、他の人間も憎い――」と憎しみを募らせていた。


    呪いの人形の話02 画像提供:かんさび(@kansabi_kk)


    その神社にお参りに訪れた祖母と少女。幸せそうな少女を見て、幸せな人間を不幸にしたいと思う、人形。「子どもには憑きやすい。子どもに取り入ってから、徐々に家庭を崩壊してやろう」と人形は考えた。その夜、少女の枕元に立った人形。「わたしと一緒に遊びましょう」と、声をかけると、純真な少女は「あなた、あの神社の神様のお使いでしょう?」と喜んだ。

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