【めぐりあい宇宙編の“安彦ガンダム”を追求】旧キットガンプラを使用し“80年代のデザイン”を追いかけた理由とは
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“推し活”を応援するトレンドメディア「Fandomplus」では、編集部が衝撃を受けた“推しプラ”を連載で紹介。本稿では、クラシカルなデザインの60分の1スケールガンダムを製作し、SNSに投稿しているモデラー・ヲパさん(@GunGunpla)にインタビューを実施。製作にいたる経緯や、製作過程で最も苦労したポイント、この作品を通じて学んだことなどを振り返ってもらった。
安彦良和さんの原画を参考に、二次元から三次元への置き換えを一から勉強
――こちらのガンプラ作品を製作するにあたり、どのようなアイデアやインスピレーションがありましたか?
バンダイさんからさまざまなフォーマットでラインナップされているガンダムですが、現代風のアレンジが施されたものが多く、私が当時映画館で観た「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編」で受けた印象とは違って見えるものが多くなりました。そこで一度、真正面から当時のガンダムと向き合ってみようと思ったのが製作のきっかけです。その際、ディテールがシンプルであり、当時のアニメの印象に近いキットということで選んだのが、こちらの60分の1スケールの旧キット「ガンダム」でした。