「“自己流”パーフェクトジオング」の着想はサイコザクのロケットブースターから!圧倒的推進力、機動力重視で「異次元なジオング」を表現
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“推し活”を応援するトレンドメディア「Fandomplus」では、編集部が衝撃を受けた“推しガンプラ”を連載で紹介していく。本稿では、“工廠で整備中のジオング”を製作し、「全日本オラザク選手権」で金賞も受賞したモデラー・ヨッシー烏製作隊(@uta_12241129)さんにインタビューを実施。
製作にいたる経緯や、製作過程で最も苦労したポイント、この作品を通じて学んだことなどを振り返ってもらった。
サイコザクを見て「これ絶対、ジオングに付けたらすごいことになる」
――本作品を製作するにあたり、どのようなアイデアやインスピレーションがありましたか?
数年前の作品になりますが、私にとっても過去一で力の入った作品、時間のかかった作品であると思っています。作品を作るにあたっての経緯ですが、とにかく一度作ってみたいキットだったんです。しかし、ジオングというモビルスーツをカッコイイと思った記憶がなくて……。
幼いころ、アニメのなかでは最後にして最強の敵だったので、興奮した記憶はありますが、もう大人、いやオジサンになってあらためて見たときは「コレじゃないなぁ」って印象でした。原作や原型を否定するわけじゃなく、私だったらこんなのがいいな、私ならここはこうだな、とか、勝手に自分好みに想像してみたり……。製作を始めるときの方向性は、とても子どもっぽい表現なのですが「異次元なジオング、もう次元が違ってる」みたいな(笑)。発想がちびっこ並みで恥ずかしいですが。