「ソウX」を鑑賞、観ているだけで痛みを感じるデスゲームがすごい!体調やメンタルがすぐれない際は注意を
2024年10月22日
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2024年10月11日より全国公開された「ソウX」。謎の人物に拉致された人たちが、逃げ場のないシチュエーションで強制的に恐ろしい殺人ゲームに参加させられるという超人気シリーズの最新作。公開前に試写で観た感想を紹介(以下、ネタバレを含みます)。
今回は「ソウ」(2004年)と「ソウ2」(2005年)の間の物語となっており、猟奇殺人鬼「ジグソウ」の最も個人的な知られざるゲームが描かれる。また、「ソウ」シリーズの生みの親であるジェームズ・ワンとリー・ワネルが製作総指揮を手掛け、ジグソウ役のトビン・ベルと、アマンダ役のショウニー・スミスが再登場するのもファンにはうれしいポイント。
これまでシリーズ全10作を観てきた者として、まず、度肝を抜かれた1作目のすぐあとの話というところに興奮した。「ソウ」を観たことがない人には今すぐサブスクで探して視聴してみてほしい。ラストは大袈裟じゃなく本当に驚愕します!
殺人鬼ジグソウは、末期がんの患者として1作目から登場するため、当然ながらシリーズの途中で死亡し、退場してしまう。個人的には殺人自体はもちろん肯定できないながらも「自分や他人の命を軽視する者に容赦しない」というジグソウの考え方や動機は嫌いじゃないため、途中からジグソウが出てこないことに物足りなさを感じていた。だから今回のジグソウの再登場に期待値は爆上がり。