【都市伝説】「あたしメリーさん」と突然スマホに着信があったら…?予想外のストーリー展開に思わず驚愕【著者に聞く】
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昔から漫画を描くことが好きな藤やすふみ(@y_asufumi100)さんは、X(旧Twitter)や投稿サイトにて「都市伝説に求める女」を投稿。主人公のかごめが数々の都市伝説に遭遇するという短編漫画で、こっくりさんなどの有名な話だけでなく、マイナーな都市伝説も登場する。今回は過去に紹介した「メリーさんの電話」をお届けするとともに、著者にキャラクターを描く際に意識していることも伺った。
「メリーさんの電話」という都市伝説を知っている人も多いだろう。引っ越しのとき、ある女の子が「メリー」という人形を捨てたら、その後メリーさんから電話がかかってくるようになった。メリーさんは電話に出るたびに女の子に近づき、最後は彼女の背後までやって来るという怪談話だ。
ある日のこと、かごめのスマホに公衆電話から着信があり、「あたしメリーさん。今郵便局の近くにいるの」と言うではないか!?かごめは怖がった様子もなく「はーい、了解です」と答えると、電話は切れる。しばらくするとまたスマホが鳴り、今度は「あたしメリーさん。今タバコ屋さんの角にいるの」とのこと。すると「あ、早いですね。私まだ商店街ですよー」と返事をするかごめ。
電話を全く怖がらないかごめに違和感を持ち始めるメリーさん。捨てられた恨みを晴らすために電話したのだが、このあと突然公衆電話が鳴る。そして、メリーさんも驚くような予想外の結末を迎えるのであった…。
――「都市伝説に求める女」の登場人物がユニークですね。キャラクターを描く上で、どんなことを意識されていますか?
この漫画では都市伝説を際立たせるため、キャラクターの性格を「8割どこかにいそうな人・2割だけ突出した個性」で構成しています。2割の個性でもキャラクターは光るものだと、今回初めて知りました。
果たして、誰が公衆電話に電話をかけてきたのだろうか!?「都市伝説に求める女」はホラー漫画のようだが、ユーモアも溢れる短編漫画だ。都市伝説が好きな方は、この機会にぜひ読んでみて!
取材協力:藤やすふみ(@y_asufumi100)
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