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コーヒーで旅する日本/関西編|多くの人の“笑顔が見たい”が原動力。尽きぬバイタリティでカフェの可能性を広げる「cafe ma-no」

2024年10月29日

  • 全国的に盛り上がりを見せるコーヒーシーン。飲食店という枠を超え、さまざまなライフスタイルやカルチャーと溶け合っている。なかでも、エリアごとに独自の喫茶文化が根付く関西は、個性的なロースターやバリスタが新たなコーヒーカルチャーを生み出している。そんな関西で注目のショップを紹介する当連載。店主や店長たちが気になる店へと数珠つなぎで回を重ねていく。



    関西編の第89回は、兵庫県丹波市の「cafe ma-no」。店主の北さんはバリスタ、パティシエの修業を経て、開店後も、店の改装や地元農家とのコラボ商品開発、方々のイベントへの参加、インターンの受け入れなど精力的な活動を続けている。常に動き続ける北さんのバイタリティの源は、幼少時から持ち続ける「人の笑顔を見たい」という思いにある。近年は、店に併設した泊まれる美術館の開業や、遠く屋久島での社会実験的店など、カフェの枠を超えてオリジナリティを発揮する「cafe ma-no」。開店から12年、全力で駆け抜けてきた北さんの活躍の場は、今もさらに広がり続けている。

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