病室で隣から聞こえた「どうか子宮は残して…」の声に動揺…自分のがん手術が明日なのに【漫画の作者に聞く】
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鼻づまりで病院に行ったら突然「がん」が発覚。 2児の母・やよいかめ(@yayoi_kame)さんの闘病コミックエッセイ「続 鼻腔ガンになった話 未来への道」は、累計5000万PV超えと大反響を呼んだ漫画シリーズだ。
2024年春に発売された電子書籍から一部抜粋し、ご本人に漫画の内容や見どころを聞いた。
鼻腔がんの手術を受けるために再入院
鼻腔ガンと宣告され、入院したやよいかめさん。放射線治療などを経て患部が縮小したため、切開ではなく、傷口が目立たない内視鏡による手術に決まった。1カ月ほど自宅で静養したあと、手術のために再入院する。
家族としばしの別れ、そして入院患者との再会。幼い子供はがんの怖さについてまだよく理解できていないのか、明るく見送ってくれた。再び始まった入院生活だが、その日の就寝間際にある出来事が起きた。
若い女性の急患が運ばれてきた。その後トイレでその患者とばったり出会ったが、体調もかなり悪そうで声もかけられない。そうこうするうちに、やよいかめさんの手術の日が迫ってきた。