いよいよ鼻腔ガンの内視鏡手術!しかし全身麻酔から覚めたら、ある異変が…?【漫画の作者に聞く】
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鼻づまりで病院に行ったら突然「がん」が発覚。 2児の母・やよいかめ(@yayoi_kame)さんの闘病コミックエッセイ「続 鼻腔ガンになった話 未来への道」は、累計5000万PV超えと大反響を呼んだ漫画シリーズだ。
2024年春に発売された電子書籍から一部抜粋し、ご本人に漫画の内容や見どころを聞いた。
泣いて迎えた、手術の朝
よりによってがんの手術前夜、同じ病室の若い女性と家族が子宮摘出を検討する話を漏れ聞き、泣いてしまった。
そして朝を迎え、 やよいかめさんは手術室へ向かう。直前に、ご主人と義父さんが会いに来てくれた。娘さんが作った絵馬を贈られ、心が和む。
全身麻酔によりあっという間に意識がなくなり、気が付くと手術が終わっていた。だが、麻酔から覚めたとき、やよいかめさんは異変を感じる。なぜか「声が出ない」のだ。
不安はあったが「早く切除してもらえる」と前向きにとらえる
手術について、今までの治療(抗がん剤投与など)と精神的に違うところはあったのか。「『手術』っていう響きがもう怖かったんです。でも抗がん剤が効いて腫瘍が小さくなり、切開手術ではなく内視鏡手術になったので、『ガンがまた広がらないうちに、早く切除してもらえるのはありがたいこと』だと思って手術に向かいました」。全身麻酔については、「『気がついたら、手術が終わってもう病室に戻っている』という話を麻酔科の先生からも、他の患者さんからも聞いていたので、それほど不安はありませんでした。少し楽しみにしていたくらい」
そして無事手術が終わったが、麻酔から覚めて声が出ないことに気づく。「息苦しくて、『先生に伝えたほうがいいかな?』って思って声を出そうとしたら、声が出なくて。意識は戻ったけど、体がまだ麻酔から覚めてないのかなと最初は思いました。でも、うつらうつらしながら意識が戻るたびにやっぱり息苦しい。それで先生や看護師さんに声をかけようとするんですけど、体が動かなくて…だんだん怖くなりました」
果たして、声が出せない原因は何だったのだろうか。
※本作で紹介している症状は、個人の体験談でありすべての人に当てはまるものではありません。症状で悩んでいる場合は医師・看護師等の専門家に相談してください。また、センシティブな内容を含むため、閲覧にはご注意ください。
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