介護疲れの悲劇…がんであるおばの看病がうまくいかず、おじが苛立つ!周囲は「こんな人じゃなかったのに」【漫画の作者に聞く】
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鼻づまりで病院に行ったら突然「がん」宣告。 2児の母であるやよいかめ(@yayoi_kame)さんの闘病コミックエッセイ「続 鼻腔ガンになった話 未来への道」 。2024年に電子書籍が発売された、累計5000万PV超えと大反響を呼んだ漫画シリーズだ。
その電子書籍から一部抜粋し、ご本人へのインタビューとともにお届けする。
「崩れる」
ステージ4のがんにより自宅で療養を続ける、やよいかめさんのおばさん「じゅんちゃん」。外出時に極度に周囲の目を気にするようになるなど、じゅんちゃんの心には確実に負の変化が起きていた。
じゅんちゃんを退院させ、自宅療養を決めたおじちゃん。だが、時が経つにつれ介護の負担が限界に近づき、ほどなくして、自宅療養の道を選んだという自責の念にさいなまれていく。手伝いに来た親戚にきつい言葉を浴びせるなど、明らかに精神状態が普通ではない。やがておじちゃんは、周囲から孤立していく。
周囲もおじちゃんの苦労は痛いほどわかる。それだけに、いさめることもできなかった。そんな中、休暇が終わるため、やよいかめさんはじゅんちゃんとおじちゃんに会いに向かう。ところが…。