コーヒーで旅する日本/四国編|幼いころから親しんだコーヒーが天職に。日々、実感するロースターの醍醐味。「Nao Coffee」
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全国的に盛り上がりを見せるコーヒーシーン。飲食店という枠を超え、さまざまなライフスタイルやカルチャーと溶け合っている。瀬戸内海を挟んで、4つの県が独自のカラーを競う四国は、県ごとの喫茶文化にも個性を発揮。気鋭のロースターやバリスタが、各地で新たなコーヒーカルチャーを生み出している。そんな四国で注目のショップを紹介する当連載。店主や店長たちが推す店へと数珠つなぎで回を重ねていく。
四国編の第27回は、愛媛県松前町の「Nao Coffee」。松山市の南隣にあって、のどかな田園風景が広がる住宅地で、2020年に開業。店主の佐々木さんは、幼いころからコーヒーに親しみ、学生時代にスペシャルティコーヒーと出会ったことで、まっすぐにロースターの道へ。生来の職人気質もあって、子供のころから日常にあったコーヒーのさらなる魅力を発信している。日々、コーヒーシーンが進化を続ける中で、「新たな発見を通してロースターの醍醐味を実感しています」という佐々木さんが、自ら作ったコーヒーを一番届けたい相手とは。