中川紅葉のエッセイ連載!学生時代、すれ違ってしまった旧友との邂逅/ココロすっぴん#38
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青山学院大学に在学する現役女子大生で、演技やバラエティなどマルチに活躍している中川紅葉さんによるエッセイ連載「ココロすっぴん」。かなりの読書家で、大学生・タレント・インフルエンサーなどのさまざまな顔を持つ彼女が日々感じたことを、忖度なく書き綴ります。
#38「あの頃のまま、私だけが子供だった 〜最終回〜」
突然の発表になってしまいましたが、2年連載を続けていたこの「ココロすっぴん」が今回で最終回となります。告知をしていなかったので、驚かれた方もたくさんいるかもしれません。最後までゆるりとお読みください!
書籍「ココロすっぴん」の読者さんにとって、あの話に続きができたのです。最終回にぴったりの。
10月28日。感傷に浸っていた。2日後はエッセイ連載最後の更新。いくら前向きな決断だとはいえ、どうしても寂しい。最終回まで提出はギリギリだし、そもそも他と違った意見を求められて始めたこの連載で、どれだけの面白いことが書けたのだろう。たいして守るものも、大きなキャリアもないけれど、顔を出して仕事をしているところからスタートの連載になると、見られ方の意識もしつつ、更にギリギリ許してもらえるパンチラインを攻めなくてはいけない。で、結局守りに入ってたよなーと今更思う。