日本三景のひとつ「天橋立」行ったことある?“神が育んだ海底湧き水の恵を食す”ツアーに参加してみた
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京都府の北部に位置し、宮城県の「松島」、広島県の「宮島」と並ぶ日本三景のひとつ「天橋立」がある宮津市は、リアス式海岸と対馬暖流と日本海固有水が交差し、栄養も豊富な絶好の漁場。ここには漁獲量や鮮度などの理由で市場に出回ることが少ないブランド海産物が多く、それらは地域住民のほか、現地を訪れる旅人だけが楽しめるものとなっている。
現在、宮津市では、天橋立を旅する楽しみを提案する「天橋立ガストロノミー~神が育んだ海底湧き水の恵を食す~」を実施中。絶景を見つつ新鮮な魚介を味わうという、なんとも幸せな体験をレポートする。
そもそも「天橋立ガストロノミー」とは?
「天橋立ガストロノミー」は、観光庁が推進する「地域一体型ガストロノミーツーリズム推進事業」の一環として、全国数百件の応募から選ばれた6事業のうちのひとつ。
同事業は外国人旅行者から需要が高い「日本の食」について、魅力的なガストロノミーツーリズムコンテンツを造成し、インバウンド誘客や地方誘客を促進する取り組みを支援するもので、京都府宮津市のほかには、岩手県久慈市や石川県小松市などが選出されている。