選書サービス開始のきっかけは「耳をすませば」、会話しながら自分にぴったりの一冊と出合える「チャイと選書」へ行ってみた
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肌寒い風が心地よく、読書にぴったりの季節がやってきた。昨今、読書はデジタルが主流になりつつあり、本を手に取る機会は減りつつある。しかし、紙の本を開く感覚、ページをめくる音、手に伝わる温もりは、ほかにはない心地よさだ。この秋、そんなひとときを楽しむなら「チャイと選書 Chapters bookstore」を訪れてみてはいかがだろう。
飯田橋と市ヶ谷の間、出会いのパワースポット・東京大神宮の近くにある同店舗は、築60年のビルをリノベーションした書店だ。「チャプターズ」がオンラインで積み上げてきた200冊の選書を基に、プロの書店員があなたのためだけの一冊を選んでくれる。普段手に取らないような新しいジャンルや、今までにない視点からセレクトされた本との出合いは、ここならでは。
さらに、選書のプロセスを楽しむ間だけでなく、選書が終わったあともチャイを片手に読書に浸れるのが同店舗の魅力。今回は、「チャイと選書 Chapters bookstore」の代表である森本萌乃さんへのインタビューと実際の選書体験を通して、この唯一無二の書店の魅力をレポートする。