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【ホラー漫画】約百年前の市松人形が「まだ生きている」とは!?供養され燃えゆく姿に涙腺がウルッ…【作者に聞く】

  • 物語の舞台は「弔い所」。“弔う”という言葉には、死者を慰めるために供養を営むという意味があり、この弔い所もそうなのだが、供養するのは“人”ではなく“神”…それも物や道具に宿った神を供養する場所なのであった。


    人形が燃やされる様は、そこに魂はなくともひどく寂しい… 七星(@nanataroo_7)


    山や海、大地や木々、風や火など自然界のあらゆるものには神々が宿り、人々は古来より神の力を崇め、恐れ、敬った。同じように人の手から作り出された物や道具にも、長い歳月をかけて使い込んでいるうちに神々が宿るという。それが九十九(つくも)神=付喪(つくも)神である。


    この漫画の主人公は付喪神を弔う「弔い所」の跡取り息子・宗介。今回弔い所に依頼があって持ち込まれたのは、約百年前の市松人形だった。「まだ生きてるのに」、市松人形と対面した宗介はそう感じていた。果たして約百年前の人形に宿っている神は最期にどんな願いを口にするのだろうか?


    祖父が大事にしていたという市松人形が持ち込まれた 七星(@nanataroo_7)


    本作「つくも神弔い所」を描いた七星(@nanataroo_7) さんに話を聞いてみた。

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