代表作「ファイブスター物語」やテレビアニメのメカニックデザイン、キャラクターデザインなど唯一無二の世界を創造するデザイナー・永野護さんの世界観を存分に堪能できる「DESIGNS 永野護デザイン展」が、2025年1月17日(金)から2月11日(祝)までグランフロント大阪で開催される。

本展では、永野護さんの商業作デビュー前から現在の最新デザインに至るまでを振り返ることができる。大阪会場の目玉は何と言っても、初公開となる貴重な原画の数々。1985年の「日本サンライズカレンダー」に掲載された「重戦機エルガイム」の原画など数点が、新規で展示される。

ほかにも展示の見どころは盛りだくさん。「ファイブスター物語」の単行本カバー原画17点が一挙公開。サイズは最大のもので幅106×高さ126センチで、永野護さんの繊細かつ大胆な筆致を、間近で堪能できる。また、「重戦機エルガイム」「機動戦士Zガンダム」の設定画や準備稿、「銀河漂流バイファム」「聖戦士ダンバイン」「機動戦士ガンダムZZ」の未登場メカのラフスケッチも公開。さらに「ファイブスター物語」の立体商品の最新作、「ツァラトウストラ・アプターブリンガー」などのガレージキットやプラモデルの完成見本も展示される。各メーカーの模型が一堂に会する稀少な機会なので、お見逃しなく。