グフとドムが並び立つ、伝説のジオラマ“砂漠の駐屯地”をオマージュ「立ち小便するジオン兵も忠実に再現しています」
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“推し活”を応援するトレンドメディア「Fandomplus」では、編集部が衝撃を受けた“推しプラモデル”を連載で紹介していく。本稿では、砂漠の駐屯地に佇むグフやドムのジオラマを製作。SNSに投稿、話題になったモデラー・スギモトカステン(@kuromedakaf14)さんにインタビューを実施。製作にいたる経緯や、製作過程で最も苦労したポイント、この作品を通じて学んだことなどを振り返ってもらった。
ジオン兵や武器、支援車輌なども手作業で製作
――製作過程でもっとも難しかった部分は何でしたか? また、それをどのように乗り越えましたか?
【スギモトカステン】月刊ホビージャパンに掲載されていた、川口名人のジオラマ「ZION´S砂漠の駐屯地」のオマージュなのですが、とにかく資料が少なくて。モビルスーツ以外のほとんどがフルスクラッチだったところですね。そんななか、思わぬ効果を発揮したのがスマホのカメラでした。今まで解らなかった部分を拡大表示しつつ、スクリーンショットを撮って、必要な資料を増やしていったんです。その甲斐あって、これまで見落としていた部分がわかるようになり、新しい発見もたくさんあったりして。特に強化バーニアグフの足周りを整備しているジオン兵などは雰囲気が出たんじゃないかと思います。それでも確認できなかった部分は、自分なりに「こうだったんだろう」と解釈して製作していきました。