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出産予定日に不倫相手との旅行を計画し、ニヤける夫。シタ側からのタレコミに「小説よりも衝撃的」【作者に聞く】

  • SNSでフォロワーさんからの不倫体験談を、漫画にしているぽん子(ponko008)さん。なかでも妻が初めての出産に挑むなか、夫が19歳の女と不倫する姿を描いた「妻の出産よりも19歳バイトに沼る不倫夫の末路」は、大きな反響があった。


    本記事は「妻の出産よりも19歳バイトに沼る不倫夫の末路」から一部抜粋・編集してご紹介。今回は、夫から出産予定日に出張が入ったと告げられる妻。「マタニティタクシー登録したし、陣痛きても一人で病院行けるから気にしないで」と笑顔で答えるが…。









    不倫体験談の漫画化は時につらさを伴うことも


    出張というのは嘘で、本当は不倫相手と出産予定日に旅行を予定していた夫。このエピソードはシタ側からの体験談を元に描かれているが、初めて聞いた時の率直な気持ちを聞いてみた。


    「小説みたいだな、と思いました。多くのタレコミにも同様の感情を抱きます。むしろ小説よりも、衝撃的だと感じる内容が多いです。また、女性側の『妻よりも優位に立っている・不道徳な行為をしている』ことを、楽しんでいる様子が伝わってきました」

    衝撃的な内容を漫画化する際、時につらさを感じることもあるという。


    「子供が関わる話だと、本当にしんどいです。私自身2人子どもがいることもあり、そのつらさに共感して時には泣きながら描くことも…。どうしてもしんどい時はいったん筆を止め、キャラクターの視点から心情を捉え直したり、自分自身がその状況にどう向き合うかを問いかけたりすることで、少しずつ心を整えるようにしています。苦しい気持ちを作品に込めることは大変ですが、その分読者から『自分も同じ気持ちだった』『心が救われた』などの反響をいただくこともあり、それが支えになっています。描いてよかったと思える瞬間ですね」


    妻の不安を感じることなく、不倫相手との旅行で頭がいっぱいの夫。シタ側からの体験談を赤裸々に描く漫画を、今後も楽しみにしてほしい。


    取材・文=石川知京

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