「おいしくない、開発者を出せ」などの声も...。ローソン衝撃の新作「飲むマヨ」の開発秘話とその狙いに迫る
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現在、コンビニエンスストアチェーンのローソンで販売されている「飲むマヨ」をご存知だろうか。発売前からSNSなどで話題となっており、2024年11月26日の発売以降、前代未聞の商品として賛否両論が巻き起こっている。それにしても、なぜこのようなユニークな商品を開発するにいたったのか?
今回は、株式会社ローソン 飲料・加工食品部 マーチャンダイザーの山田ちひろさんに、「飲むマヨ」の開発秘話と消費者からの反響などについて話を聞いた。
お客さまの背徳感を満たすため!「飲むマヨ」の開発秘話
「飲むマヨ」の開発は、山田さんが社内の同期と話していた際、ある飲食店のハンバーグに付いてくるマヨネーズがとてもおいしいと話題になり、「これなら飲めるよね」との会話がきっかけだったそう。
「調べてみると、芸能人やYouTuberを始め、マヨネーズ好きの方がけっこういることがわかりました。そこで『そのまま飲むのは罪悪感があるため、実際には飲めていない方も多いのでは?』という仮説を立て、その背徳感を満たせる飲めるマヨネーズを作ろうと開発がスタートしました」