この状況は「告白」?でも彼女は一向に告白してこなくて…… 読者まで甘酸っぱい気持ちが伝播!青春漫画が読者の心を撃ち抜く【作者に聞く】
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好きな子に呼び出された、高瀬。この状況は「告白」だよな?と思うものの、彼女は一向に告白してこない。好きを素直に言えない学生たちのやりとりに読者まで甘酸っぱい気持ちが伝播!恋愛のもだもだに胸キュンしながらも笑える4コマ学園ラブコメディ、若林稔弥(@sankakujougi) さんの「徒然チルドレン」をお届けしよう。
制作秘話に迫る!作者が語る「徒然チルドレン」の誕生背景
本作「徒然チルドレン」は、高校生たちの胸キュンで甘酸っぱい恋愛模様を描いた4コマ漫画。特に素直に「好き」と言えない女の子と「好き」と告白されたい男の子を描いたやりとりが読者に強く共感され、瞬く間に人気作となった。本作を手掛けた若林稔弥さんは、創作の秘話やキャラクター作りへの思いを語る。
本作のアイデアが生まれたのは、若林さんがまだ作家になりたての頃だったという。なるべく時間をかけずに描けて、誰でも読める漫画を模索する中で誕生した。恋愛群像劇4コマという形式が採用され、最終的には20組ものカップルが登場する壮大な物語に発展した。
毎回のエピソードやキャラを生み出すのはとても大変は作業だったそうだ。その中で、制作の参考となり影響を受けたのは、漫画を描きながら聞いていた音楽だという。エピソードのタイトルも「スピカ」や「初恋クレイジー」など、お気に入りの曲名から引用しており、これらの曲からインスピレーションを受けて情景を浮かべ、キャラクターの葛藤や成長を深掘りしてきた。音楽にはずいぶんと助けられたそうだ。
若林さんにお気に入りのカップリングを聞くと「どれも好き」と話すほど、どのカップルも思い入れがあり1つには決められないほど。
1話完結型の構成で、何話からでも気軽に読めるのが魅力でもある本作。少しずつ進展していくカップルを見守る読者たちの温かい声が届いている。胸キュン必至のラブコメディだ。
取材協力:若林稔弥(@sankakujougi)
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