親子で鉄旅!青い空と海が美しい長崎・島原鉄道の駅で、幸せの黄色いハンカチに願いを託す【漫画の作者に聞く】
-
鉄道好きのお子さん〝子鉄〟の「ゆーちゃん」と一緒に、全国の観光列車や名所を旅する様子を臨場感たっぷりに描きSNSで配信している、関西在住のあつこ(@atsuko9581)さん。その漫画「子鉄と行っちゃお!鉄旅日記」より、軍艦島など長崎方面を旅したときの作品を紹介する。長崎・島原鉄道の絶景で知られる駅を訪ねたエピソードで、漫画に込めた思いなどを作者に聞いてみた。
長崎・稲佐山の夜景を楽しんだあとはホテルへ。翌日は駅に近いお土産店で長崎名物を探す。その間にご主人が購入してくれたのは―。
子供(小学生)が1日100円で乗り放題になる「こどもぼうけんきっぷ」だ。さっそく長崎から諫早(いさはや)までシーサイドライナーに乗車。
島原鉄道に乗り換えて向かったのは大三東(おおみさき)駅。駅の目の前が海という絶景に感動。そしてホームにはたくさんの黄色いハンカチが。
超お得な「こどもぼうけんきっぷ」がありがたかった
この九州旅で助かったのが「こどもぼうけんきっぷ」。「旦那がネットで知ったようです。お得過ぎて本当にありがたかったです。ただ、このきっぷは前日までの予約が必要で、当日に存在を知っても買えないのがネックでしょうか。次に九州に行った時に、現地でまたこどもぼうけんきっぷのポスターを目にしたんですが、予約してなかったので使えなかったんです。調べておかないと損!旅行する前の情報収集は大事ですね」
大三東駅の名物は、願い事を記入してホームに飾る、幸せの黄色いハンカチ。「青い空と青い海はキラキラしてたし、はためく黄色いハンカチはめちゃくちゃ素敵でした。なんだか青春そのものというか、夢の中にいるみたいな駅でした」。あつこさんが訪れたときは周囲にご飯を食べるようなお店がなく、コンビニも少し歩いた所にしかなかったとのことで、訪ねる際は事前に確認しておきたい。
取材・文=折笠隆
- 記事一覧に戻る