子どもにとって睡眠が大切な理由は?JINSが取り組む「寝る育」で睡眠を学ぶ
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メガネブランドのJINSが、睡眠をめぐる社会課題解決に向けて取り組んでいる「寝る育」。今回、NTT東日本グループと埼玉県にあるさとえ学園小学校が実施する「睡眠×テクノロジー教育」特別授業に参加。子どもたちにブルーライトの正しい知識や睡眠との関係などについて特別授業を行った。
100%のパフォーマンスを発揮するには睡眠が不可欠
今回の授業はさとえ学園小学校の4年生が対象。久留米大学学長で日本睡眠協会理事長の内村直尚先生とリモートでつなぎ、睡眠の大切さについて講義が行われた。まず説明されたのが睡眠の役割について。
【睡眠の役割】
こころ・脳・身体の休養、疲労回復
ストレス緩和
脳の加熱を防ぐための体温下降
エネルギーの保存
身体の成長(成長ホルモン分泌)
免疫機能増加
記憶の固定
内村先生は、「米国での推奨睡眠時間と日本の子どもの平均睡眠時間」や「日本の子どもの睡眠時間、就寝時刻、起床時刻の関係」のグラフを見せながら、小さいころは十分に取れていた睡眠が年齢を重ねるとともに不足していき、中学生、高校生になると睡眠が不十分になる傾向があることを説明。さらに、子どもにとって睡眠が脳や身体にどのような影響を与えるかなどについても丁寧に話した。