誰にでもある初恋の思い出……。高校時代、女子グループにいじめられていた野々村明日美をかばってくれた憧れの彼。月日は流れ、26歳になった彼女は新しい恋をするどころか貧困女子に成長していた。生活費の足しにとキャバ嬢の募集に応募した明日美は、その体験入店初日に初恋の彼と再会!なんと、ドレスを着てNo.1キャバ嬢となった彼(彼女!?)が目の前に現れたのだ!
全80ページのこの作品に込めた思いや、ストーリーの見どころについて、作者である國里さんに話を聞いてみた。
性別にとらわれずに人間関係を築く話を描きたかった
この話を思いついたきっかけを國里さんに聞くと、「性別にとらわれずに人間関係を築く話を描きたかった」と述懐。そのために“最初は異性として好きだった人が、再会したら同性に変わっていた”という設定が生まれ、あとは、綺麗なお姉さんを描きたいという願望からキャバ嬢の設定にしたのだそう。