「予想を裏切るエンド」二度と会えない子どもへの涙…からの、泣かされた直後にまさかの展開【漫画家に聞く】
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私にとって新生児の育児はものすごく辛かった
本作品「星の子供」を描いたのはイイジマさん。歴史と実績のある青年漫画の登竜門「ちばてつや賞」の第79回で佳作を受賞した経歴を持つ。今回紹介する「星の子供」は、2023年2月に「コミックBe(vol.112)」(ふゅーじょんぷろだくと)にて掲載された作品で、「思わず泣いてしまった直後にまさかの展開…!!」「予想を裏切るエンドwww」「予想の斜め上のオチなのに、心が温まる」「予想の斜め上を行きすぎるわw」と読者をトリコにした話題作だ。作者のイイジマさんに本作について話を聞いてみた。
「星の子供」を描くに至ったきっかけは「子どもが生まれたことです。覚悟が足りないと言われそうですが、私にとって新生児の育児はものすごく辛かったんです。活動時間のほぼ100%を赤子に捧げていたら、『私は何のために生きているんだろう』と生き甲斐を見失ってしまいました。そこで、漫画を描いて自己実現欲求を満たそうと思いました」と教えてくれた。
想像の斜め上をいくオチで反響を集めた本作。実は、このオチは後から思い付いたものだそう。「なので、最初に考えてた話とノリがガラリと変わってしまいました(笑)」とイイジマさんは笑顔で語った。
取材協力:イイジマさん
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