「ハイネケン」が生んだ“世界一退屈なスマホ”とは?その楽しみ方と日本版アプリをレポ
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オランダのビールブランド「ハイネケン」が、2024年4月にストリートカルチャーと現代ファッションを繋ぐブランド「BODEGA」(ボデガ)とコラボした「The Boring Phone(退屈な携帯)」を発表。その名のとおり、スマホのおもしろさを意図的に減らした“退屈さ”が魅力なのだとか。
そして11月には、そのアプリ版となる「The Boring Mode」を日本に展開した。これがアジアで初めての提供となる。
今回は「The Boring Phone」を実際に体験し、使い方や楽しみ方をレポートする。
「The Boring Phone」で“スマホ中毒”を解消?
いまやスマートフォンは持っていて当たり前の存在になっており、移動時などひとりのときはもちろん、誰かといるときでもスマホを常にチェックしている人も少なくない。
実際、ハイネケン・ジャパンがスマートフォンを利用する20代~50代を対象に行った調査では、回答者の80%が「友人や家族と一緒の時間を過ごしているときに、ついつい習慣的にスマホをチェックしてしまう」と回答。20代に絞ると、その割合は90%を超えていた。