本作「ちびっこしろにゃんの色彩屋さん」は、現実世界で疲れ切った大人たちが登場し、あるものと出会い色のある世界を取り戻していくというエピソード。本作が誕生した経緯や裏話などについて、猫原のし(@nyan_boku)さんにインタビューした。
コロナ禍は「色を見失ってしまった」人もいたと思います
本作を描いたきっかけについて猫原のしさんは、「この作品の第1話を描いたのは2021年の冬頃で、まさにコロナ禍真っ最中という時期でした」と述懐。行動制限などで不安が広がり「色を見失ってしまった」人もいたと思います、と振り返った。
「実は私自身もコロナ禍で出産・育児をしており、少なからず不安や孤独を感じていました。そういう方たちも含めてたくさんの人に優しい色を届けられるような作品を作りたいと思い、本作の制作に至りました」