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「生贄制度は廃止…」残忍な王に生贄として差し出された少女が知った衝撃の事実!「マズそうだ」と拒絶も?【漫画家に聞く】

  • 貧困の村から生贄として、残忍な王のもとに1人の少女が差し出された。覚悟を決めていた彼女だったが、王のひと言に唖然としてしまう。「生贄(いけにえ)制度は廃止になっているぞ」――なんと獣人と人間が共存するこの世界でも、社会変革が起きていた!


    話題の本作について、作者である國里さんにストーリーの見どころや注目してほしいキャラクターについて話を聞いてみた。


    ストレスなく読めて、感情が安定する物語を自分で描いてみようと思った


    おいしい生贄のはずだった_第1話_P001 (C)國里おいしい生贄のはずだった_第1話_P002 (C)國里おいしい生贄のはずだった_第1話_P003 (C)國里おいしい生贄のはずだった_第1話_P004 (C)國里生贄にも失格なのか…?生贄としても求められていないことに愕然 (C)國里おいしい生贄のはずだった_第1話_P006 (C)國里


    創作漫画「おいしい生贄のはずだった。」は100ページを超える長編。本作品を描いたきっかけについて聞くと、「とにかく自分自身が癒やされたくて描きました」と述懐。しんどいときや、もう何もしたくない、何もできないという精神状態のときは、複雑で難しい漫画や、感情が上下しすぎる漫画は読む気にはなれない。そこで、「ストレスなく読めて、感情が安定する物語を自分で描いてみようと思いました。私自身、大きなモフモフしたものが大好きなのでそういう動物をたくさん登場させ、すべてが報われて愛される主人公を描こう!と思いました」と教えてくれた。

    登場するのはいい人(動物)ばかりで、読者から「やさしい世界」「かわいい」「最高です」などのコメントが相次いだ本作。國里さんが最も気に入って描いたキャラクターを聞くと、「一番描いていて楽しかったのは隣国の王子エヴァネルです」と回答。続けて、「本当はもっと嫌な人間に描こうと思っていたのですが、“少し抜けてるおバカな王子”という設定にしたら、頑張って嫌味を言おうとしてる姿もかわいく思いながら描いていました(笑)」と、笑顔で答えてくれた。


    取材協力:國里

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