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「コールドスリープで100年後に」→眠れねぇ…!人工冬眠カプセルに搭乗した調査員、未来に行く予定がどうなった!?【著者に聞く】

  • SFの世界で「人工冬眠」と呼ばれる「コールドスリープ」は、人体を低温状態に保つ装置のこと。延命措置や臓器保存の手段として、研究が進んでいる分野でもある。現代の文化を未来に伝えるプロジェクトを立ち上げ、100年後に目醒めるカプセルに搭乗した調査員を描いたギャグ漫画家くさかべゆうへい(@bakasakuiheuyu)さんがXで投稿した「不眠のあなたへ」に読者から多くの反響が集まっている。


    ハプニング!寒くて体はどんどん冷たくなっていくのに眠れない


    不眠のあなたへ1  画像提供:(C)くさかべゆうへい


    不眠のあなたへ2 画像提供:(C)くさかべゆうへい


    不眠のあなたへ3 画像提供:(C)くさかべゆうへい


    研究員が100年後に現代の文化を伝えようと考え「ゴールドスリープ」に搭乗することになった。人体を急速冷凍し未来まで眠れる装置のはずが、ある調査員は興奮してしまい体は冷えていくが眠れないというハプニングに見舞われてしまう。作者のくさかべゆうへいさんに制作秘話を聞いてみた。


    本作について「少年サンデーの増刊の雑誌でテーマに合わせて短編読み切りを描くという企画がありました。その時のテーマが100年後だったので、そこから未来へ行く話かと思ったら行けなかった話にしようと思いこの作品を描きました」と制作のきっかけを話してくれた。

    読者から連載中の「白山と三田さん」はまた違った絵柄だと言われるようだが、本作は読み切りという事もありこちらの方が本来の作風だという。


    短編という事でインパクトを残すことを意識し、キャラクターのリアクションにもこだわりがあるようで「冷静なキャラの人物がパニックになっていくのも注目してほしいです」と話すくさかべさん。また「過去の読み切り漫画もXで公開しているので今連載している「白山と三田さん」と合わせて読んでもらえると嬉しいです」と読者へ見どころとメッセージを残してくれた。


    取材協力:くさかべゆうへい(@bakasakuiheuyu)

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